ローマピンクとアートメイクの違いを徹底解剖!ピンクな唇になるのはどっち?

唇のくすみや黒ずみ、メラニンによる色素沈着が気になる方に人気のローマピンクとリップアートメイク。ピンク色の唇になるのはどちらの施術なのでしょうか?今回はローマピンクとリップアートメイクの違いについて、施術方法や料金、効果の違いなど徹底比較していきます。
ローマピンクとは?
画像引用元:Dr.Visea
ローマピンク(Roma Pink)は、唇/バストトップ/脇/VIO/ヒップライン/太もも/ヒザなどの黒ずみ・くすみ・色素沈着を、1回の施術で肌本来のピンク色に戻すことができる美容施術です。黒ずみが気になる箇所に100%天然成分の専用セラムを塗布し、メラニン色素に反応する専用のLEDライトを当てることで皮膚の内側の層からメラニンのみを除去し自然な剥離を促します。唇の黒ずみや色素沈着が薄皮として剥がれた後は唇本来の自然なピンク色になります。
リップアートメイクとは?
画像引用元:理想に出会えるアートメイク専門メディアArt+
リップアートメイクは、専用の針や機械を使って唇に染料となる色素を入れる美容施術です。あらかじめ麻酔をしたうえで唇の0.04〜0.2mmほどの浅い部分に傷をつけ、その部分にお好みの染料を注入していきます。自分好みの色や形に色を入れることができるため、オーバーリップやM字リップなどデザインにもこだわることができます。
ローマピンクとアートメイクの違い7つ
ローマピンク |
リップアートメイク |
|
施術方法 | LEDを当て自然な剥離を促す | 針や専用マシンで唇に色素を注入 |
施術部位 | 唇/バストトップ/脇/VIO/ヒップライン/太もも/ヒザなど | 唇 |
施術時間 |
15分 |
150分 |
即効性 |
◯ |
△ |
ダウンタイム |
1週間 |
1週間 |
痛み |
なし |
あり |
料金 |
1回あたり15万円 |
1回あたり5万4,500円~10万2,300円 |
回数 |
1回 |
2〜3回 |
効果持続期間 |
2~5年 |
1~3年 |
1:施術方法が違う
ローマピンク |
リップアートメイク |
|
施術方法 | LEDを当て自然な剥離を促す | 針や専用マシンで唇に色素を注入 |
痛み |
なし |
あり |
ローマピンクは唇に溜まったメラニン色素に反応する化学成分不使用の専用セラムを使用します。アボカド・ザクロ・カモミール・アルブチン・ビタミンC・ヒアルロン酸・ニコチンアミドなど100%植物由来成分で構成された専用セラムは、唇のターンオーバーを促進するため痛みなしで唇本来のピンク色に戻すことができます。
一方、リップアートメイクは麻酔を使用し、針や専用マシンで唇に色素を注入する施術方法になります。唇は神経が多い部分なので、耐えられないほどではありませんが痛みを感じるケースがあります。
また、ローマピンクはエステサロンでも施術を受けることができますが、リップアートメイクは医療行為に該当するので医療資格を持つクリニックでの施術が一般的です。
2:色づき方が違う
ローマピンク |
リップアートメイク |
|
色づき方 |
自然なピンク色 |
お好みの色を注入 |
デザイン |
△ |
◯ |
ローマピンクはメラニン色素を取り除くことにより唇本来が持つ自然なピンク色に戻す施術なので、ご自身の肌の色と違和感がないピンク色の唇に戻すことができます。また、専用セラムに含まれる成分によりふっくらとした生まれたての唇に戻ります。
一方、リップアートメイクは数ある染料の中から色を選び注入するため、お好みのピンク色にすることができ、オーバーリップなどお好みのデザインにすることができます。
3:施術時間が違う
ローマピンク |
リップアートメイク |
|
施術時間 |
15分 |
カウンセリングや麻酔など含め150分 |
ローマピンクは唇を消毒してから専用セラムを塗布したのち、唇をラップで保護してセラムを浸透させる施術方法となっており、全体の施術時間は15分です。
リップアートメイクは、色やデザインをカウンセリングで決定したのち、麻酔(20〜30分)をしてから色を注入します。カウンセリングを含めた全体の所要時間は150分が目安です。
4:効果が出るまでの回数・期間が違う
ローマピンク |
リップアートメイク |
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回数 |
1回目 |
2〜3回 |
期間 |
施術後7〜30日 |
施術後10〜20日 |
ローマピンクは1回の施術で唇のくすみやメラニン色素沈着、黒ずみを自然なピンク色に戻す効果があります。個人差により多い方で2回目の施術が推奨される場合もありますが、概ね1回で効果を発揮します。3〜7日で唇表面が自然に剥がれ落ち、14〜30日後にピンク色に変化します。
一方リップアートメイクは2回以上の施術が推奨されており、一般的に2〜3回の施術が必要です。1回目の施術で唇のくすみや色味を補正し、2回目の施術で色を注入していきますが、アートメイクの染料の定着率は1回で50%といわれているため合計3回ほどの施術が必要です。施術後3〜4日で唇の薄皮が剥がれ、10〜20日後に徐々に自然な発色へ変化していき、30日前後で色が徐々に薄くなっていきます。
5:効果の持続期間が違う
ローマピンク |
リップアートメイク |
|
効果持続期間 |
2〜5年 |
1〜3年 |
ローマピンクは1回の施術で2〜3年効果が持続します。さらに、専用クリームでご自宅でのケアを継続することにより最長5年間効果が持続します。
一方リップアートメイクの効果は1〜3年ほどとなっており、新陳代謝が活発な方は1年が目安です。個人差によりますが肌のターンオーバーによって色味が徐々に薄くなっていきます。
6:施術料金が違う
ローマピンク |
リップアートメイク |
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料金1回あたり | 15万円 | 5万4,500円~10万2,300円 |
総コスト | 15万円 | 16万3,500円〜30万3,900円 |
ローマピンクの施術料金は1回15万円が相場です。
一方リップアートメイクは1回あたり5万4,500円〜10万2,300円が相場といわれており、色が定着するまで3回の施術が必要である点を踏まえるとローマピンクの方がコストパフォーマンスに優れています。
7:施術できる唇が違う
ローマピンクは100%植物由来成分の専用セラムを塗布する施術です。そのため、黒い唇や青白い唇、ケロイド状の唇などさまざまな唇に効果を発揮します。
一方リップアートメイクは、ケロイド体質の方や皮膚疾患がある方は施術できませんので注意が必要です。
ローマピンクとアートメイクの効果
ローマピンクの効果
画像引用元:Dr.Visea
画像引用元:日本公式代理店 株式会社Grand Fusion
画像引用元:Instagram
画像引用元:Instagram
アートメイクの効果
画像引用元:お茶の水美容形成クリニック
画像引用元:STORYオフィシャルサイト「storyweb」
画像引用元:生活のメモ
画像引用元:レナトゥスクリニック
ローマピンクは黒ずみや色素沈着部分が取り除かれ自然なピンク色に変化していることが分かります。一方、リップアートメイクは高発色のピンク色に変化していることが分かります。
ローマピンクとリップアートメイクどっちがいい?
ローマピンク |
リップアートメイク |
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・自然なピンク色にしたい方
・痛みに抵抗がある方 ・1回の施術で終わらせたい方 ・効果を長続きさせたい方 ・料金を抑えたい方 ・唇の状態に不安がある方 |
・好みの色にしたい方
・好みのデザインにしたい方 ・痛みが気にならない方 ・継続して通える方
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ローマピンクとリップアートメイクのどちらもピンク色の唇に変化しますが、効果だけで比較するなら自然なピンク色にしたい方はローマピンク、お好みの色や形にしたい方はリップアートメイクがオススメです。
ただし、痛みや唇に傷を付けることに抵抗がある方、黒い唇・青白い唇・ケロイド状の唇など現在の唇の状態に不安がある方は、100%植物由来成分セラムによってターンオーバーを自然に促すローマピンクが最適といえます。また、効果の持続期間やサロン・クリニックに通う頻度を比較した場合でも、1回で効果を発揮するローマピンクは手軽と言えるでしょう。
ローマピンク(Roma Pink)は、アメリカ発祥の美容施術で韓国などでも採用されており、医薬品・化粧品・医療機器などの安全性や有効性を確保するアメリカ食品医薬品局(FDA)の認証を受けた安全性の高い黒ずみ・色素沈着ケアです。2024年夏に日本に発上陸した施術で、エステサロンで続々と導入され始めています。
「唇を傷つけることに抵抗がある」「唇に優しい成分で施術してほしい」「地肌に合ったピンク色の唇になりたい」という方は、ローマピンクを検討してみてはいかがでしょうか。